みなさんの中には、桜の実がさくらんぼになるとお思いの方が多いのではないでしょうか。ソメイヨシノなど花見で見るような桜の木ではさくらんぼはできません。さくらんぼは桜桃の木になるのです。
楼桃と桜は、どちらもバラ科サクラ属で、近い親戚にあたります。
桜の木にもさくらんぼに似た実はつきますが、小さくて酸っぱくとても食用になりません。
一般的に食べられているさくらんぼは「セイヨウミザクラ」という種類のサクラの実です。その名の通りヨーロッパが原産。さくらんぼのなる桜は、ソメイヨシノが咲くずっと前に、春の訪れを知らせてくれます。ほんのりと甘い香りを漂わせて、枝いっぱいに咲きます。
さくらんぼは雨に当たると実が割れてしまいます。とても繊細な果物なのです。
さくらんぼ狩りに行っておいしいさくらんぼを見分けるコツは、まず“ジク”はしっかりと青々とした物がいいようです。また、実の色は鮮やかで艶のあるものを選びましょう。逆に古い実の場合は、ジクが黒ずんでいて、実に茶色い斑点が付き艶がなくなっています。
さくらんぼというのはよく日にあった実ほど甘くおいしいです。できるだけ高い所についた実を採ってそのまま口に押し込むと口の中にじわっと甘みがひろがります。
(注意)さくらんぼ狩りを楽しむときには、ジクは取らないように実だけ取るようにしましょう。ジクまで取ると次の芽までとってしまうことがあるからです。
さくらんぼはビタミンCを始め鉄分、カルシウム、カロチン等の含有が高く栄養的に優れた食べ物で、疲労回復・貧血に良いとされています。また果肉の赤や紫色はアントシアニン系の色素で目の疲れにも良いとされています。
最近は、アメリカの実験で高血圧症や心臓病などに良いという結果が出ているそうです。
さくらんぼはバラ科の落葉高木です。
苗として販売されているのは50品種以上あるようです。
突然変異の枝変わり等で、大きいとか早く色づく等の特長があると新しい品種として特許を取得でき、大金持ちの夢もありますよ。特許を取得した新しい品種の苗は高価になります。
暖かい地方でも実りやすい品種、非常に大玉で自家受粉する品種、色付きの良い品種、梅雨前に色付く早生の品種、晩生の品種、日持ちのする品種など、様々な特徴を持っています。